ついでにもう一つ思い出してしまったので書いてみました。
も、もう無いと思うので次からは通常の日記書きます(´ω`)φ三φ!
時々、同じ夢を見ます。前回お話した宿舎の夢です。
その夢の中では、私は705号室の前に立っています。
家の中にいる時もあれば、4階にいる時もあるのですが、
705号室の前にいる時は大抵、同じ内容の夢を見ているのです。
今日はその夢の内容をお話したいと思います。
夢には色つきの夢とモノクロの夢の2種類がありますが、
私が住んでいた場所はコンクリートの色そのままだったので、廊下もドアも壁も全て灰色なんです。
だからかな、夢の中でも常に灰色のフィルターかかっているような感じで、
建物の造りははっきりと再現されています。
705号室の前にいる夢は、決まって嫌な予感しかしません。
必ずエレベーターの辺りを見てしまうのです。そしてどうしても、そこから目が離せません。
とにかくそこが怖かった、という記憶がそうさせるのでしょうか。
黒い人影がそこからスーッ、と出てくるのです。
人影はもやがかかった様にぼやけているんですが、頭の形が確認できます。人型なんです。
背丈からして大人だと思いますが、性別も、顔も、手足も胴体も全てが真っ黒。
というか、手足も胴体も一緒なんです。黒いローブを纏っている様な感じ。
それがスーッとこちらへ移動してくるんです。
ほら、よくパントマイムでエスカレーターに乗っているようなスムーズな動き、あるじゃないですか。
まさにそんな感じで、迷う事なくこちらへ来るんです。
ああ、まただ!
それを視認した瞬間、私は毎回慌てて逃げます。
とにかく、あれに捕まってはいけない様な気がするんです。
いくら夢とはいえ、灰色がかった世界にただ一つ、濃い、黒。そして動く。こちらへ向かってくる。
完全に恐怖の対象として、その人影はそこに存在しているんです。
705号室は一番奥にあるので、逃げ道は2つしかありません。
家の中に入り、窓やベランダから飛び降りるか、突き当たりになっている所から飛び降りるか。
どちらにせよ、飛び降りるしかないんです。
その後は大体フワフワ浮きながら隣の建物の屋上に着地したり、
そのまま違う夢に入ったり、ものすごいスピードで着地をしても何も問題が無いので
逃げきれた事になります。
家の中に入ろうとすると鍵がかかっていたり、窓やベランダも鍵がかかっている事が多いので、
最近はもしその夢を見たらすぐに突き当たりから飛び降りる様にしています。
とにかく無我夢中なんです。
あの人影に、絶対に捕まってはいけない気がするんです。
そしてその人影が出るのは、決まって705号室の前に立っている時だけ。
──────────先ほども言った様に、私がその場所を怖いと思っていた記憶が
勝手にその人影を作り出しているのかもしれません。
所詮夢なので、全て心理学的に分析できるのかもしれません。
とまあこんな風に、私の精神的な問題なのかもしれません。
だとしたら結構疲れてますね、私(笑)
ですが。
……2つ下の妹も、
全く 同じ 夢を 見ているんです。
同じ場所に立って、同じ人影を見て、同じ行動をとってるんです。
この繋がりは、一体何なんでしょうか。
妹は前の家が嫌いという訳ではありません。
私も先日話したような体験をしましたが、その後は普通に過ごしていたので、
特に嫌悪感はありません。むしろ、夢に出てきた時は懐かしいなあ、と間取りを確認していたりします。
両親に聞いてみたところ、その様な夢は一度も見ていないのだそうです。
あの人影は、一体何なんでしょうか。
どうして、いつも同じ内容なのでしょうか。
なぜ、私達姉妹だけがその夢を見るのでしょうか。
こうではないか、という検討がつく方がいらっしゃいましたら、
各連絡手段にてぜひ教えて頂きたく思います。
それと、もう一つ気になる事があります。
……私達がもしあの人影に捕まったら、
一体どうなってしまうんでしょうか ね ?