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ざわざわ

夜の顔一筋縄ではいかない男
・WS『夜紺』『空竹』『ミヤコグサ』を更新しました。


色んな意味で長かったお話がやっと完結。
ブログを借りて展示しているので前後が読みづらいですが、
『おマチ』『夜紺』『空竹』『ミヤコグサ』の順番でお読み下さい。ふー長かったー!

 

追記であとがきと補足です。これもものすごく長い&ネタバレ注意です(笑)

 

・『夜紺』
夜紺の語りがメインのお話です。おカヤは思いつきで付けた名前ですが、
清助は「ちっとも清くない奴だからあえて『清』の字を付けてやろう」というひねくれた心で付けました。
読んでいて「どこが『清』助じゃい!」と思って頂けましたら万々歳です(ヾノ・ω・`)タブンナイナイ

夜紺は空竹と過去に何度か会っているので、刀のことも罪人を探していることも知っています。
だからこそフラリと来てはそれに関した噂話を空竹に話し、
空竹はその話をもとに昼間を含め、夜な夜な罪人を探す。空竹がいつも眠そうなのはそのためです。


で、刀の生け贄になった人間を見届けた夜紺がその噂話に事の顛末を付け加えることで、
その話は完結して夜紺の糧になる、と。
ある意味でギブ&テイクの関係です。


…そして夜紺は他の世界で噂話を聞き、それと引き換えに完結したその話を語る。話が広まり尾ひれが付き、
また新しい噂が生まれる。こんな風に全部どこかで繋がっているんです。
どこかの世界の誰かが、あなたの物語を知っているかもしれない。語っているかもしれない。
その中で生きているモノも存在しているかもしれない。
ちょっと怖いですが、そういう非日常も私達の世界のどこかにあるかもしれません。都市伝説とか神話とかね。


…なんてね!なんだか怖くなってきたぞ!!
ちなみに夜紺は尻切れトンボの噂話も糧にはできるんですが、完結している方が美味しいし
お腹が膨れるそうです。奴め、舌が肥えておる…


・『空竹』
とにかく何かしら怖くさせよう!と思っていました。
フォントをいじってみたり、位置を変えてみたり…どうだったでしょうか?
ざく、と太字にするとちょっと恐くなる不思議。創り手なのにやだなぁと思いました(#`Д ´)≡○)Д`;)ブヘェ

そんでもって小ネタ的な裏話ですが、
空竹の首の黒布は夜の闇に紛れるため、顔を隠すため、刀に血を吸わせる時に臭いを絶つため…
と、もう一つ。
首に大きな刀傷があり、それを隠すためです。

『血月』の前の持ち主は人を選ばず斬っており、空竹はたまたまその餌食になりました。
…が、空竹はすんでの所でその持ち主を返り討ちにし、その力を見た『血月』が空竹を新たな主人と認めた。
その返り討ちにした時に付いたのが首の傷なんですが、さすがに晒したままでは目立ってしまうし、
自分でも見たくないという訳で、黒布は人前では絶対に取らない様になりました。黒布大活躍!

それと最後の方でおマチが再び登場するんですが、彼女のお陰で空竹は色々と助かってます。
彼女からしたら空竹は「世話対象」と思われている訳です。構ってあげなきゃダメな男。
でも空竹からしてみたらおマチは「世話人」としてだけでなくて、人間であることを実感させてくれる人でもあります。

美味しいご飯も、繰り返されるお小言も、「空竹さん」と呼んでくれる声も、全て刀の闇に飲み込まれずにいられる、
『空竹』という人間でいられるための光のような存在です。
例えて言うなら、夜道を照らす提灯の様な。小さなマッチの明かりの様な。

そういう訳で、『提灯屋の(娘の)おマチ』は生まれました。
この描写も消えたファイルには入っていたんですが、ファイルが消えたと同時に頭の中での流れも消えてしまいました。
誰だ頭の中に消しゴムかけた奴は!私か!(#`皿´)≡○)Д`;)ブヘェ

空竹が死なずに刀を手放す方法を見つけない限り、彼とおマチは多分ずっとこんな関係だと思います。
でもおマチに言い寄ってくる不埒な輩は刀を抜かずとも倒してそう。おマチは知らずに愛されているようです。


・『ミヤコグサ』
全ての顛末を詰め込みました。色々と苦しいなぁと思いながら書いていたのですが、
竹林で斬られたはずの清助の亡骸が池で見つかったのは、空竹が血月に血を吸わせた後、運んだからです。
少し距離があったのですが、軽くなったので楽に運べました。
ちなみに金田一少年でもこういうトリックありましたよね((ガクブル))

夜紺が空竹の説明をした後の「まるで誰かに喋っているように~」のところは
読んで下さっている方に喋っているように、という意味で書きました。
太字にしようかと思ったのですが、さすがにね。終末に怖さはいらないということで(笑)

…で、そこはためらったのに最後のおカヤを入れてしまったという(´・ω・`)
基準がおかしくないかい鈴白さん。いやあそこは入れようと思ってたんだよ鈴白さん。

元々夜紺が最初に花言葉を問いかけて話を始め、最後に花言葉がわかるという流れを考えていたので、
インパクトのある花言葉を探していたらミヤコグサに辿り着きました。『恨みを晴らす』の他には
『また逢う日まで』『気まぐれな心』など比較的平和?な花言葉が付いているのですが、あえてチョイスさせて頂きました。
ごめんよミヤコグサ。ちなみに
こんな花です。

 

あとがきも長くなってしまいましたが、これにてこの話は完結です。
夜紺を気に入ってくれた友人Cありがとう。君がいなければ続きを書くことを忘れていたよ…!(コラッ)

まさか1枚の絵がこんな長いお話になるとは思いませんでした。ちょっと思い付いただけだったのに。
ほんの出来心だったのに(´゜д゜`)
でもこういうことが自由にできるというのも創作の醍醐味だと思います、
表現力が追いつかなくても考えているだけで凄く楽しい!
良かったら質問やら感想やら文句やら拍手やメルフォなどに投函して頂けると嬉しいですー。
一人相撲は寂しいもので(*´∀`;)


それではこんな所までお付き合いして下さってありがとうございました、
フラフラ自由なサイトですが今後もよろしくお願い致します!(深々)それでは!



 

 

終わるまでがいちいち長いんだよ!(♯`皿´)≡○)Д`;)ブヘェ

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